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2020年8月29日土曜日

「あみもの」一首評 投稿:西淳子 2

 

ぬいぐるみたちよ裏口から逃げろ閉店をしたゲームセンター

   /屋上エデン (「あみもの」第一号)


2020年5月31日日曜日

「あみもの」一首評 投稿:西淳子


かわいくない犬が会社の植え込みにマーキングしてよっしゃと思う あーあ

   /御殿山みなみ(「あみもの」第一号)


2019年8月8日木曜日

「あみもの」一首評 投稿者:岡桃代


はろばろと広がる湖(うみ)の水面にはボートが一艘ゆめのごとくに

   /加藤悠『みずうみ』(『あみもの』第十九号)

2019年7月15日月曜日

「あみもの」一首評 投稿者:山口綴り


意味の意味は意味の意味ゆえ意味の意味を意味と取らればまた意味と成る

   /千仗千紘『此奇貨可居』(『あみもの』第十八号)


2019年5月1日水曜日

「あみもの」一首評 投稿:エノモトユミ 3


自分ではなく人間がヒットしてエゴサで凹んでいる輪入道

   /他人が見た夢の話『ある夜のパレード』(『あみもの』第十六号)


2019年4月15日月曜日

「あみもの」一首評 投稿:エノモトユミ 2


「汝死を恐れるなかれ」耳元で囁く神にただただ祈る

   /海月ただよう『ドラ○○クエスト』(『あみもの』第十五号)

2019年4月7日日曜日

「あみもの」一首評 投稿:中牟田政也


にんげんが依存している心臓の動かし方を教えられない

   /桜枝巧『生きるための練習』(『あみもの』第十五号)


2019年3月30日土曜日

「あみもの」一首評 投稿:御殿山みなみ 2


離れたらそれはひかりでもう二度と弟を呼び捨てにできない

   /平出奔『はやぶさ』(『あみもの』第十一号)


2019年3月8日金曜日

「あみもの」一首評 投稿:若枝あらう 2


よわむしとつよむしだったら殺す時急に鳴き出す方になりたい

   /草薙『一身上の都合により』(『あみもの』 第十四号)

2019年3月3日日曜日

「あみもの」一首評 投稿:エノモトユミ


ベルエポックの亡霊たちが横切れば今なおゆれるモンパルナスの灯

   /小俵鱚太『ねむれ巴里<改訂版>』(『あみもの』第十四号)

2019年2月27日水曜日

「あみもの」一首評 投稿:満島せしん 2


はしった、ゆきんなか、ぜんりょくで、だけで、こんなあついんか、からだんなか!

   /多賀盛剛『冬』(『あみもの』第十四号)

2019年2月26日火曜日

「あみもの」一首評 投稿:若枝あらう


けべべん、べけべんべんと怪しげな三線の音、語り部の影


   /他人が見た夢の話『流浪のひと』(『あみもの』 第十三号)

「あみもの」一首評 投稿:満島せしん


なんでおれよりおまえのほうがしあわせそうなんだよ ロウソクを消す

   /谷口泰星『バースデイソング』(『あみもの』第十四号)

2019年2月17日日曜日

「あみもの」一首評 投稿:御殿山みなみ


気づくのが遅くなったが「いいわよ」と言う現実の女性はいない

   /多賀盛剛『年男』(『あみもの』第四号)


2019年2月16日土曜日

「あみもの」一首評 投稿:藍野瑞希


アルフォートまず海を噛むわたしたち少しことばを使いすぎたね
 
   /toron*『ぼくのホワイトロリータ』(『あみもの』第十三号)


2019年1月27日日曜日

「あみもの」一首評 投稿:雀來豆


太陽がかえってきたらみつかって勝手な名前つけられたいね、そしたら博物館に行けるよ。恐竜はうそじゃないっておしえてやるよ

   /真壁カナ『いつかクレバスに捨てたもの』(『あみもの』第十三号)

2019年1月26日土曜日

「あみもの」一首評 投稿:花房香枝 3


簪は綺麗なままの亡骸が梅雨の合間の河岸に上がった

   /他人が見た夢の話『流浪のひと』(『あみもの』 第十三号)



2019年1月12日土曜日

「あみもの」一首評 投稿:花房香枝 2


美しきホムンクルスの少女らは瞳を閉じてただ冬を聴く

   /あひるだんさー 『秋から冬へそして春』(『あみもの』第十号)

「あみもの」一首評 投稿:小泉夜雨


いっせいに人が記憶を失えばすべての国が消えてしまうよ

   /くろだたけし『緑』(『あみもの』第十一号)

2019年1月11日金曜日

「あみもの」一首評 投稿:有村桔梗


ラーメンを八海山で割る業を来世のきみに引き継がせたい

   / 小泉夜雨『二〇十八回目のあくび』(『あみもの』 第十二号)‬
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